【開発】レンダリングの改善と実装予定のアップデート内容について

プレイヤーの皆さん、こんにちは。

初めに、多くプレイヤーの皆さんがPTS(パブリックテストサーバー)にご参加いただきましたこと、また、貴重なフィードバックをくださった皆さんへ感謝いたします。

4/26(金)に公開した「重大な問題に対する修正及びマップ選択システムの適用日程について」でご案内したように、今回の告知を通じてレンダリングの改善に関する詳細な内容と共に、これから実装予定のアップデート内容について、より詳しくご案内いたします。

■レンダリングの改善

PTSにてレンダリング速度に関する最適化を行い、これに関連する非常にポジティブなフィードバックをいただきました。 前回の「重大な問題に対する修正及びマップ選択システムの適用日程について」では、最適化された結果につきまして映像をご案内いたしましたが、今回の告知では詳細な数値を通じてご案内させていただきます。

今回のパッチでは、レベルストリーミングにおける最適化に重点をおいており、パッチノートの内容は以下の様になります。

パフォーマンス:

●レベルストリーミングの最適化を通じて近接の建物のローディング速度が30~40%改善されました。
●マテリアルデータ構造が最適化されました。
●プレイヤーの移動経路を予測することで、ストリーミングの優先順位が最適化されました。
●家具のレンダリング速度が最適化されました。
●Level LODデータが最適化されました。
●テクスチャーストリーミングの際に発生するヒッチを最適化しました。(XBOX限定)

より直観的に改善事項を説明する為、レベルストリーミングが著しく改善された2つのケースを例としてお見せいたします。

テスト機器:Xbox One S / HDD

ケース1:VikendiのCastleへ垂直降下をする際のレベルローディング時間

  • 従来では、近接の建物のローディングが終了するまでに約58秒がかかっておりましたが、最適化後、約40%早い速度で建物がローディングされます。

ケース2: VikendiのDobro MestoからCastleまでバイクにて150kmの速度で走行した際の、西側にあるブリッジにおけるローディング時間

・全体的に半分以下を示す大幅な速度向上がみられました。

・最適化前の近接レベルにおける合計ローディング時間が異常に長い理由としましては、前のレベルのローディングが完了していないためにローディングが遅れたことで発生しておりました。

 

  • 最適化前までは、ブリッジを約34メートル過ぎた時点でローディングが完了しました。一方、最適化後からはブリッジに到着する約94メートル前にローディングが完了しました。
  • この距離差(128メートル)は、150km/h基準で約3秒ぐらいの差となりますが、上記のブリッジにおけるローディング時間の差と合致します。

その他の最適化

1.家具のローディング速度を向上する為に、PTSにて家具のレンダリング速度が最適化されました。建物内にあるテーブルやソファなどの家具が、従来より速いスピードで読み込まれる様に修正しました。
2.パラシュートが展開され降下する際に、自分のキャラクターにおいて断続的に発生する切断問題について最適化作業を進めております。最適化されますと自分のキャラクターが現在よりはスムーズに動くのを確認することができる様になります。自分のキャラクターとは離れた他のプレイヤーたちが降下する際に、フレームが切れるように見える問題は、これは別の問題としてメモリーの使用量を減らすために適用された設定となります。

■バランスの調整

PTSにて、様々なゲームバランスの調整が行われました。これに関する内容と今後準備予定のバランス調整についてご案内いたします。

■SRダメージの調整
SRにおけるダメージの倍率を150%まで引き上げ、SRが敵をより容易に制することができるように調整をしました。 PCと比べてコンソールにおいてはSRの使用率が非常に少なく、どうしてもゲームパッドを使用しての繊細なエイム調整が難しいことが主な理由となります。 PTSにてSRにおける150%の胴体ダメージ倍率を適用し、コンソールでのSR性能を高め、使用率を拡大しようと試みました。 しかし多くのプレイヤーの方々から「SRが強力になりすぎているのではないか」というフィードバックがありましたので、ライブサーバーにおいては胴体ダメージの倍率を150%ではなく130%にて適用することにいたしました。

■「Erangel」におけるアイテム出現率の調整

PTSにて「Erangel」の調整パッチを適用しており、「Erangel」に出現するアイテムの数量と質を向上させましたが、多くのプレイヤーの方々から変化を感じにくいというフィードバックがございました。次回のアップデートでは、多くのプレイヤーが実感できるようなアイテム出現率調整のパッチが適用される予定で、その際に単独マップも「Erangel」へと変更されます。 7月初め頃(6月末あるいは7月頭)に予定された次回のアップデートにおいては「Erangel」におけるアイテム出現率の調整と「Vikendi」においてもアイテム出現率の調整を経験することができます。

■コンソール版PUBGのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)改善

PUBGコンソールチームは、今年の目標としてコンソールプレイヤーにのみ経験することができる機能を提供したいと考えています。
現在準備を進めている様々な計画の中で、次のアップデートに含まれる予定の機能をいくつか紹介いたします。

コントローラーPreset Type C
コントローラーPreset TypeCは、プレイヤーの皆さんの様々なフィードバックに基づいて設計された、戦闘に特化したPresetでございます。PUBGにおいて、最も重要な戦闘機能としてのリーンですが、現在提供されているPresetだと使用しづらい点があります。リーンする為にはR3/L3(PS4)、L/R-STICK(Xbox)をクリックする必要がありますがクリックする過程にて、照準やキャラクターの位置が動いてズレてしまう状況が発生します。Type Cではこのような状況を防止するために設計されており、戦闘の際により良いプレーが提供できることを期待しております。

アタッチメントの自動装着のシステム
PUBGはリアル感のあるゲームを特徴としております。PUBGはこのリアル感を重要な価値として考えており、この価値を持続的に保守したいと考えています。PUBGならではのリアル感を最大限維持する範囲の中で、UIに消耗される不要な時間を減らす方向性で開発を進めております。コンソール版PUBGにおいてかなりの時間を要する行動は、「アタッチメントの装着及び解除」ですが、プレイヤーの皆さんが「すぐにアタッチメントを銃器に装着できたら良いのに」と感じたことがあると考えられます。ゲームの序盤で、ARにレッドドットサイトが自動で装着されていたら交戦状況が大きく変わっていたかもしれない、ということも考えられます。

アタッチメントの自動装着のシステムは、プレイヤーの皆さんが武器にアタッチメントを追加する際に要する時間を減らす為に開発している機能となります。アタッチメントを取得すると自動で銃器に装着され、使用中の銃器を捨てる際には装着済みの全てのアタッチメントがバックの中に入ります。自動装着の機能は無効、有効の設定を行うことができ、各アタッチメントにおいての設定も提供される予定です。

多くのプレイヤーの皆さんから要望をいただいております「アイテムの表示」に関するパッチも準備しております。地面に落ちているアイテムの表示が整列して表示される様に改善する開発を持続的に進めており、次回のアップデートには含まれませんができるだけ早くプレイヤーの皆さんにご提供できる様に開発を進めていきます。

日頃よりPUBGを応援して頂き、誠にありがとうございます。アップデートを通じて、より改善されたPUBGを提供いたします。

貴重なお時間を割き、最後までご覧いただきありがとうございました。

『PUBG』コンソールチーム

この記事を議論する
この記事を共有する