プレイヤーの皆さん、こんにちは。
PUBGでは、長年、公平で楽しいゲームプレイ環境の造成に一貫して取り組んでまいりました。そして、その姿勢を貫き通すことを皆様に繰り返しお約束してきたと思います。
8月は、そのお約束どおり、新たな一歩として、新しいアンチチート機能を導入することになりました。本日の開発レターでは、導入に至るまでの背景と、今後の予定についてご説明します。
最近のチートツールは、単なるソフトウェアの改ざんというレベルをはるかに超えたものに進化しています。チートツールの脅威はオペレーティングシステムの最も深い層であるカーネルレベルで動作しているため、セキュリティソリューションによる検出がますます困難になったと言えるでしょう。
カーネルレベルとは、OSの中で最も高い権限を持ち、システム全体を制御する層を指しますが、このレベルで動作する不正ソフトウェアは、セキュリティソリューションを回避したり、無効化したりすることをいとも簡単にやってのけます。
PUBGでは、カーネルレベルでの異常な活動を継続的にモニタリングしてきましたが、チートの数と種類が増加しているため、これらの脅威を分析し対応するには膨大な時間とリソースが必要となってきています。
そこで、これらの変化に対応するためには、より強力なカーネルベースの機能を活用した対策が必要であるとの結論に至りました。
前述の通り、カーネルレベルのセキュリティ機能はすでに実装されていますが、PUBGではより正確で効果的な保護が可能となる新機能の開発を進めています。直近の内部テストで、この新機能の安定性と高い検出率が確認されたため、いよいよこの強化版ソリューションを導入することになりました。
新しいアンチチート機能は、オペレーティングシステムの最も深い層であるカーネルレベルで異常な動作を直接検出するように設計されています。つまり、不正プログラムが検出を回避するよう隠蔽したり、セキュリティシステムよりも先に起動を試みたりしても、検出できるというわけです。
PUBGクライアントを起動すると、この新しいカーネルベースのアンチチート機能が即座に有効になり、PCのカーネル内に異常なパターンを示す可能性のあるコードがないかをスキャンします。不正ソフトウェアの使用が確認された場合、プレイヤーはマッチから強制退場させられ、利用禁止措置が適用されます。
この新機能を導入することで、高度なチート行為を積極的に防止し、不正ソフトウェアによる被害を軽減できることが期待されます。また、これまで検出が困難だったチート行為に対して、より迅速かつ確実に対応できるようになるため、より安定的で楽しいゲームプレイ環境の実現が可能です。
さらに、この機能を搭載したPUBGのアンチチートソリューションは、PUBGクライアントが起動している間のみ動作し、マッチから退場すると終了します。

PUBGの新しいアンチチート機能と別の外部セキュリティソリューションを同時に実行すると、システム衝突や予期しない動作が発生する可能性があります。これはPUBGのセキュリティシステム自体に欠陥があるためではなく、セキュリティプログラム間で通常起こる相互作用によるものです。
それぞれのセキュリティアプリケーションは、システムメモリとプロセスを独自の方法で検査します。そのため、2つ以上のゲームクライアントを同時に実行すると、アンチチートモジュールが衝突したり干渉し合ったりする可能性があり、起動時やゲームプレイ中に予期せぬ問題が発生することがあります。
これを防止するため、アップデート37.1以降は、PUBGと独自のセキュリティソフトウェアを搭載した別のゲームクライアントが同時に実行されている場合、ロビーに入室する際、警告メッセージが表示されるようになります。このポップアップメッセージが表示された場合は、どちらか1つを閉じて、一度に実行するクライアントを1つに絞ることをおすすめします。

この措置は、より安定した環境を確保し、ソフトウェア同士の競合によるゲーム内の障害を最小限に抑えることを目的としていますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
このたびの新しいカーネルベースのアンチチート機能は、高度な脅威に対応するための最新かつ核心的な対策ですが、今後も変わらず多様なセキュリティ技術の開発と適用に尽力していきます。今回のアップデートは、単なる機能の更新ではなく、持続可能なセキュリティフレームワークを構築するための基盤となるでしょう。
今後も、2025年のアンチチートロードマップに沿って、技術革新と運用効率を組み合わせながら、不正ソフトウェア対策の強化を進めてまいります。
皆様からの貴重なご意見に耳を傾け、公平で信頼できるゲームプレイ環境を提供するために尽力していくことをお約束します。
では、次の開発レターでお会いしましょう。
PUBG: BATTLEGROUNDSアンチチートチーム